塗装の季節
2015年10月7日
自身の家の塗装を検討する際、
せっかく塗り替えるのだから、美しい仕上がりが欲しい。
それに、もちろん長く家を守る確かな耐久性も欲しい。
そのような疑問や望みの参考になれば、と現場で活躍する職人に「塗装の季節」を聞いてみました。
まず、新潟の☆、星野です。
「寒いのがイヤでこちらに来ました。夏は塗料が乾きやすく良いと思うけれど、
現場がなにしろ暑い!ジブンの感覚では、塗料がタレないで、しかも乾きやすい
春か秋が塗装に向いていると思います」とのこと。
次にベテラン竹内の意見です。
「塗装の工夫や塗料の選択でカバーできる場合もあるし、あまりの低温や
高湿度は避けるように塗料のカタログに書いてあるよ。春や秋は確かに
良いと思うよ。中庸というのかな。あと、風も乾燥には大切。洗濯物と同じさ。
俺は夏が好き。冬は痛寒いから」
三人目は川口。
「やはり塗膜の落ち着きを考えれば、春か秋かとなるかもしれない。もし自身の家を
塗るなら、10月~11月かな。天候の安定もまずまずだし、夏のようにエアコンを我慢する
場合も少ないでしょう?工期もスムーズに進められるし、それになにより、年末の大掃除
前にこれまで溜まった家の汚れがすっかりキレイになって、一石四鳥も五鳥もメリットが
ありますよ」と、「もし自身の家を塗るなら」の視点を話してくれた。
川口は「もし自身の家を塗るなら」の考え方の大切さも教えてくれた。
「いつも、そういう気持ちで仕事をしてます。そうすれば、半端な仕事はできないし、
自身の家と同じに考えれば、ほんとうにお客さんのためになるでしょう?」と。
塗料には適した気温や湿度があり、職人の現場での実感も合わせて考えれば、
春や秋は確かに「塗装の季節」といえそうです。
もちろん、三回塗りの㈱塗装職人は、一軒一軒のお宅に合わせた
注意深い「塗り重ね」を実行していますから、季節の条件もカバーできます。
とはいえ、これから晩秋に向かういまは、まさに「塗装の季節」