サイディング外壁のコーキング(シーリング)

2013年12月10日

サイディングボードの間にある繋ぎ目に、ゴムを流し込む事をコーキング(シーリング)と言います。
 

 
ここにゴムシールを打ちこむことで、風や雨水などが隙間から入り込まないように出来るので、一見目立ちませんがとても大切な部分になります。
 
コーキング打ちこみの流れとして、まずは古いコーキング材を撤去します。カッターでボードとシールの間を切り、剥がしていくのですが、この時にボードにあまりにもシールが残っていてもまずいので、出来るだけボード近くにカッターを差し込んで撤去します。
 
そのあとに、目地の横に養生テープを貼って行きます、しっかりと指で押さえて、ボードに密着させます。少しレンガのように段差があるので、そこにもしっかりとテープを密着させます。
例えば、まっすぐそのまま貼ってしまうと、凹凸に合わせてへこんでいる部分が浮いてしまうのですが、しっかり貼り付けられていないとゴムを均した時に養生テープの下に抜けてしまって、上手く出来なくなってしまうからです。
 

 
新築の時は、このシーリングの上から塗装はされていません。
塗装をしなくても丈夫なシール剤を使用しているので数年は平気ですが、やはり上から塗装をしていないむき出しの状態では、シールに紫外線や雨風の汚れなどが全て直接あたってくるので、劣化は免れません。
 

 
シールを紫外線などから守り、雨漏りや隙間風から家を守るためにも、新しくシールを打ち替えた後は上から塗装をすることをオススメします。そうすると、シールがむき出しの時よりも断然長持ちするからです。
 
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