リフォーム会社や一級建築士は、外壁塗装について本当に専門分野なのか?

2013年11月7日

リフォーム会社の専門分野ともいえる水回りのシステムバス



外壁塗装を行っているのは、何も塗装業者だけではありません。
リフォーム会社でも、外壁塗装は行っています。

はじめて外壁塗装工事をする家の場合は少ないですが、二回目の塗装の時期となると、キッチンやお風呂など、手を入れたくなるところも出てきます。
そのような時期は、リフォーム会社に、外壁塗装工事と一緒に相談をすることが出来ます。
リフォーム会社ですので、それぞれの担当がいる事が多いでしょう。

なので様々な要望に柔軟に対応してくれるでしょう。
しかし、どうしても多くの種類の工事を受け持っているため、知りたい塗装の質問には、的確にこたえられない場合もあります。

では、リフォーム会社と塗装会社では何が違うのか?
まず、リフォーム会社ですが、図式的には「工事の契約窓口」をリフォーム会社が行い、「実際の仕事は下請けの塗装屋さん」が行うというのがほとんどです。

俗に有名な「一級建築士」ですが、非常に難関な国家資格で知られています。
ですが、外壁塗装に関していえば素人とほとんど変わらないというのが塗装業者から見た本音です。

実際にも一級建築士と取引のある塗装業者の話しとして、素人の方とほとんど変わらない基本的な塗装についての質問を受けることが多いようです。
それでも塗装以外の設計に関してはプロであることに変わりありません。

リフォーム会社が塗装専門のようにして塗装工事を請けるように、厳選の専門塗装業者と言いつつも、一括見積りサイトでも多くのリフォーム会社さんが登録加盟しているのが実情です。

ですので、実際にリフォーム会社が施工することはほぼないと思えます。
担当してくれる人も突っ込んだ塗装の質問や技術的なところだと、下請けの塗装会社に訊いて答える……という間接的な返答になると思います。

逆に本当の意味での塗装会社というものは、創業者が塗装の職人だったりします。
もちろん現場を知り尽くした業者なのでたとえ営業担当する者が職人でなかったとしても、リフォーム会社独特の営業が中心となる視点とは異なり、現場を軸にして業務に取り組むという考え方が染みついている創業者のスタイルに強く影響するため、専門的な知識にも優れています。

以上から、机上だけでは学べない細かな知識が身についているので、塗装に関する質問にも自分の知識を持って答えてくれることと思います。

リフォーム会社の外壁塗装