施工5年後に剥がれてきた塗膜の原因は、

2013年10月24日

スレート屋根の剥離トラブル



良い業者に出会えて、高級塗料で肉厚に塗装!艶もある良い出来だと満足していたのに塗膜が数年もしない内に剥がれてきてしまった。手抜き工事だったの?

いいえ、そうとは言い切れません。そんな事例も稀にですが、存在します。
今回は「しっかりと塗装したのに剥がれてきてしまったハクリ」について少しお話させて頂きたいと思います。

安くない額を払っての外壁塗装。失敗したくないのは当たり前です。
皆さん、事前に外壁や業者について色々と調べ ここしかない! と思った業者さんに頼んでいるのでは無いでしょうか。
中には「前の業者さんは良くなかったから今度こそ、」と考える方もいらっしゃると思います。
考え抜いた先に選んだ業者なのに、すぐさま剥がれてきてしまった塗膜。

外壁リシンの塗膜剥離



なぜかと言うと、近日頼んだ業者では無く、その前に施工した業者や新築時の塗装の時に下地調整を怠ったり、下塗りを惜しんで物足りない施工をしてしまったり。そうした積み重ねが、綺麗に塗った塗膜より更に下の素地から塗膜を剥がす、と言う事例に繋がってしまうのです。

もし、そういう事例が起こってしまったら剥がれ始めた塗膜を綺麗に剥がし取り、下地調整をしっかりと行い、下塗りを濡れ感が出るまで塗布して、高級塗料での肉厚3回塗りを施工する。と言った作業を再度行う必要があります。

塗装5年経過後の剥離の詳しい事例はこちらをご覧ください。