クラックとは?モルタル外壁に起こる症状

2013年12月17日

クラックとは、主にモルタル外壁に生じるヒビ割れの事で、小さいものから大きなものまで、全てを含めてクラックと言います。
 

 
いわば土壁のようなモルタルは、サイディングボードの外壁と違って、地震などの揺れの衝撃の逃げ場がないので、ヒビ割れが生じてしまいます。
これを放置しておくと、隙間から水が入り込み、雨漏りの原因ともなりかねません。
 
本当に小さなヒビであれば塗料を塗ってしまえば塗料で埋まってくれるのですが、基本的にはクラックはそれだけでは埋まりません。
一般的には、ヒビにコーキング(シーリングとも言います)をして埋めてから塗装します。
もちろん塗装が出来るようになシーリングを使います。
 

 
余談ですが、もしDIYで穴埋めをする際は、シリコン選びにご注意ください。ホームセンターなどで売っているシリコン剤の中には、塗料が乗りにくく塗装が出来ないシリコン剤の場合があります。注意書きの中にも、本当に小さく書かれている場合もありますので、是非ご購入の際などにはよくよく説明文をご確認ください。
 

 
また、塗料選びにも注意が必要です。
例えばカビや汚れが気になるなら防カビ剤入りシンナー系シリコン塗料がオススメですが、ヒビ割れには弾性シリコン塗料がオススメです。

塗装の際は、特に気になる部分を見積り時に相談の上、使用する塗料を選んでくださいね。

 

外壁クラック(ひび)とは?